弁理士独立開業マニュアル(2)「独立開業に必要な資質」

上記記事の続きです。

>私は、最大の難関は、
>人脈を「(4)幅広い人脈」に広げていくことと、
>「(5)情報処理能力」
>ではないかと考えています。

中小企業庁の資料によれば、

「幅広い人脈」とは、

「創業時に多くの人脈があり、
 創業後はさらにそれを拡大できること」

と定義されています。

まず、
「創業時に多くの人脈があり」の部分ですが、

私の場合、

(1)以前に勤務していた会社の人脈
(2)家族や親戚を通じて得た人脈
(3)個人的に参加していた各種活動を通じて得た人脈

などをフル活用しました。

基本コンセプトは、

「利用できる人脈は全て利用する」

でした。

ただ、創業前の期待感は

(1)>(2)>(3)だったのですが、

結果的には、

(3)>>>>(2)>>(1)の順番で効果があり、

思いがけない出会いがあることを、
身をもって経験しました。

開業から行政書士・社会保険労務士のコラボレーションで儲ける!/中田孝成/森田泰子【3000円以上送料無料】

創業後に人脈を拡大するには、

日頃から、
外部の方々と接触する機会を
なるべく多く持っておくこと

が重要かと思います。

趣味でも良いですし、
ボランティア活動でも良いです。

教科書通りに
各種交流会に参加してもよいですが、

私には
さほどの効果は感じられませんでした。

むしろ、

保険会社や他の士業から
営業を受ける羽目になり、

時間の無駄でした。

仮に仕事の依頼があったとしても、

関係が長続きしないケースが
多かったです。

大切なのは、

自分の人間性や能力を知ってもらう機会を
なるべく多く作ること

かと思います。

※あなたにおススメする関連記事
LINEで送る
Pocket

弁理士独立開業マニュアル(1)「独立開業に必要な資質」

初回のテーマは
「独立開業に必要な資質」です。

いろいろな資質が必要かと思いますが、

中小企業庁が作成した資料によれば、
次の6つの資質が挙げられています。

(1)情熱と信念

自分の志のために、「何がなんでもやりとげる」という熱い情熱と強い信念を持ち続けること。

(2)優れた独創性

その事業の商品又はサービスが、同業者にはない優れた独創性を持っていること。

(3)事業の経験

その事業に関して、充分な経験を身につけること。

(4)幅広い人脈

創業時に多くの人脈があり、創業後はさらにそれを拡大できること。 

(5)情報処理能力

事業に関する生きた情報を集め、それを活用できること。 

(6)自己資金

創業時も創業後も事業活動において、資金を充分に蓄え、ムダな支出を控えること。

弁理士等の士業資格は、
「業務独占資格」ですので、

資格を取得した時点で、

最低限の「(2)優れた独創性」

は確保できます。

ただし、

国家資格取得者は
増加傾向にありますので、

同業者に無い優位性を
どの程度打ち出せるか

がポイントになりそうです。

でも、
誰でも参入できるような業種ではないわけで、

独創性のポテンシャルは
元々高いとは思います。

「(3)事業の経験」は、

会社や事務所で何年か修行を積めば、
自然と満たしますね。

修行中にお金を貯めれば、

「(6)自己資金」

の準備もできますし、

仕事と並行して、営業活動を行えば、

「(4)幅広い人脈」

の足掛かりとなる人脈も掴めます。

私は、

最大の難関は、

人脈を「(4)幅広い人脈」に広げていくことと、

「(5)情報処理能力」

ではないかと考えています。

開業から行政書士・社会保険労務士のコラボレーションで儲ける!/中田孝成/森田泰子【3000円以上送料無料】
※あなたにおススメする関連記事
LINEで送る
Pocket

間もなく開業9年目

9月で無事に開業9年目を迎えます。
少し振り返ってみると、

<1年目~3年目>
事務所の経営を軌道に乗せるために、
とにかく、がむしゃらに働きました。

勤務弁理士時代には経験したことが無かった
大型の知財コンサルをたくさん経験し、仕事の幅が広がりました。

事務所の経営が最優先だったので、
自分の事を考える余裕はまったくありませんでした。

<4年目~6年目>
相変わらず忙しかったですが、
所員が10名を超えて役割分担ができるようになり、
少し自分の事を考える余裕が生まれました。

結果、共同経営の難しさを痛感することになりました。

でも、仕事は順調でしたので、
仕事に没頭することで、方向性の違いは棚上げすることにしました。

<7年目~8年目>
方向性の違いは埋まらないことが分かったので、
新たなルール作りを提案しました。

結果、仕事に対するモチベーションはUPし、
弁理士になってから最高の成果が出せました。

激務でしたが、私にとっては最高の2年間でした。

<9年目>
いろいろ考えていることはありますが、
さて、どうなるでしょうか?

LINEで送る
Pocket

弁理士の年収

最近、所員の評価方法を見直しているのですが、
以前に受講した「特許事務所 経営塾」の資料を読み返しています。

続きを読む 弁理士の年収

LINEで送る
Pocket

特許事務所の危機管理

先日見たパテント誌に、
特許事務所の危機管理に関する記事がありました。

細かい内容までは覚えていませんが、
企業などのお客様から見ると、特許事務所の危機管理能力は
総じて低く映るようです。

そういえば、以前に勤務した事務所では、ウィルス対策がされておらず、
通信障害でメールやFAXの送受信が正常にできなくなる事態になりました。

そのときは、私が2~3日かけてウィルスを特定して、
手動でウィルスの駆除作業を行った記憶があります。

小規模な事務所は費用面で限界がありますが、
お客様の大切な情報を守るという意識は必要だと思います。

弊所では、ウィルス対策などはもちろんのこと、
データのバックアップは、遠隔地でのバックアップも含めて3重にとっています。

それと、廃棄書類はすべて有償で溶解処理をしていますし、
職場の部屋にはICカードがないと入れません。

特許事務所でも、このくらいの危機管理はすべきかなと思います。

LINEで送る
Pocket

彩都総合特許事務所 川越オフィス 所長弁理士のブログ