今月号のパテント誌の特集は、
「高齢化社会と知的財産」。
最初の方の記事は、
高齢者を支える特許や技術の紹介で、
「こういう特許出願もあるんだ~」
と、読み進めていました。
でも、途中から、
何故か、弁理士の高齢者問題の記事に(“゚д゚)
「高齢者」繋がりとはいえ、前半の記事とのギャップに、
構成に少し無理があるかな、
と思いつつ、個人的には、
興味深く拝見させて頂きました。
本ブログでも何度か書いているのですが、
やはり、若手弁理士の減少を危惧する声は
少なくないようです。
昨年(平成28年度)の弁理士試験の
最終合格者の平均年齢は、37.2歳。
私が合格した年(平成15年度)の弁理士試験の
最終合格者の平均年齢は、34.3歳なので、
この10数年で、
平均年齢が3歳も高くなりました。
結果、弁理士登録者の平均年齢は、
約50歳に上昇。
ちなみに、弁護士の平均年齢は
約43歳との事です。
若手弁理士が少ないということは、
近い将来、後継者問題も激増しそうですね。
今の特許業界は、
若手にはチャンスだと思うのですが、
弁理士の魅力をうまく発信できていない
我々にも問題がありそうです。
これも記事に書いてありましたが、
「商標登録できなかったら全額返金いたします」等
のキャッチコピーで
必死に仕事をかき集めている様子を見たら、
魅力を感じるわけがないですね。
高級車を乗り回し、
別荘で悠々自適な生活をしている
写真でもUPしますかね。
どなたか、写真を提供してくださいm(__)m