特許庁の商標Web出願の登場で弁理士の仕事は激減するのか?

特許や商標の出願の際に、
弁理士等の代理人に依頼せず、

出願人自身が手続を行うことを、

「本人出願」、「一人出願」など
と呼びます。

商標の本人出願の割合は、

特許等の本人出願の割合よりも
高くなっています。

聞いたところによると、

特許庁は、
個人等でも商標登録出願を
簡単に行うことができるよう、

Web出願の準備を
進めているようですね。

ちなみに、韓国では、
すでにスマートフォンで
簡単にWeb出願ができ、

本人出願の割合が
年々増加しています。

韓国の本人出願の割合は
さぞかし高いかと思いきや、

2020年時点での本人出願の割合は
23%程度だそうです

日本の商標の本人出願の割合は、
2020年時点で、
確か40%程度だったと思いますので、

日本よりも少ないですね。

そんなわけで、
日本では商標の本人出願の割合が
もともと高いですし、

出願の件数は増加傾向にありますので、

商標Web出願が
弁理士業務に与える影響は
限定的なのではないか、

と、推測しています。

※他の弁理士先生のブログは、こちらでご覧いただけます

弁理士ランキング

※他の弁理士先生のブログは、こちらでご覧いただけます
にほんブログ村 士業ブログ 弁理士へ
にほんブログ村

※あなたにおススメする関連記事

2021年の特許出願等の件数は2020年よりも減少する可能性が高い

どうなる特許業界

特許業界の現状分析

LINEで送る
Pocket