弁理士をCPUのクロック数、コア数、スレッド数に例えてみると

最近のパソコンは、
マルチコア
(1つのCPUに複数のコアが入っているもの)や、

マルチスレッド
(1つのコアで同時に複数の処理を行うもの)
が当たり前になりました。

パソコンを購入する際、

昔は、CPUの種類とクロック数だけを
比較すれば済みましたが

今では、CPUの種類とクロック数に加えて、
コア数やスレッド数も
考慮する必要があり、

少し難しくなりましたね。

ちなみに、私の自宅用の
ノートパソコンと、

事務所にある4年前の
ノートパソコンは、

クロック数が同じですが、
3倍以上の性能(処理能力)の違いがあります。

クロック数、コア数、
スレッド数を、

弁理士に例えると、

弁理士の仕事の速さ、弁理士の人数、
弁理士一人当たりのマルチタスクの数

といったところでしょうか。

ということで、

マルチタスクができる
仕事の速い弁理士を
数多く雇用すれば、

特許事務所の性能は、
飛躍的に向上します。

特許事務所(弁理士) 分析調査報告書2020(令和1年公開版)

ただ、

例えば調理(肉体労働)であれば、
スープを作りながらメインディッシュを作る等々の
一人マルチタスクは容易ですが、

弁理士業務(頭脳労働)の
一人マルチタスクは
ちょっと難しいですね…

でも、

翻訳をアウトソースする、
図面を図面作成者に任せる、等々で、

一人マルチタスクではありませんが、
疑似一人マルチタスクは実現可能です。

経験上、

「自分でやった方が早い」と、
他人にうまく仕事を振ることができず、

自分のパフォーマンスを
フル活用できない弁理士も多いです。

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