Googleの検索欄に「弁理士」と入力すると、
最初に表示される関連ワードは「年収」です。
弁理士の年収に関心のある人が
如何に多いかが分かります。
「弁理士 年収」でヒットする記事を
少し見てみましたが、
事務所経営or勤務、事務所の規模等の条件ごとに、
丁寧に説明している記事もありました。
私が特許業界に転職した頃は
特許業界に関する情報は少なかった記憶がありますが、
今は情報が豊富ですね。
同じような記事を書いても
何の役に立たないので、
実体験をもとに、違う視点から
1つ記事を書いてみます。
私のキャリアは、
電機メーカー勤務→事務所勤務→事務所経営
ですが、
給料が大幅にダウンしたことが2回あります。
1回目の給与大幅ダウンは、
電機メーカー勤務→事務所勤務のとき。
未経験かつ無資格で特許事務所に転職し、
弁理士先生に実務を教えて頂いている状態で、
全く戦力になりませんでしたので
給与ダウンは当然のことです。
月収ベースで
約20%ダウンとなりました。
ただ、その後は、
徐々に戦力になるようになり、
1年ほどで前職の給与を上回りました。
その後も、たびたび昇給して頂きました。
2回目の給与大幅ダウンは、
事務所勤務→事務所経営のとき。
開業時点で自分のお客様がおり、
ある程度、売上の目途は立っていましたが、
当面は固定費を抑えた方が良いだろうという判断で、
共同経営者と一緒に給与を決めました。
月収ベースで
約40%ダウンとなりました(にしました)。
その後の給与は、売上の増加とともに
「うなぎのぼり?」ということにしておきます。
転職等に伴う給与ダウンを
嫌う人を散見しますが、
給与大幅ダウンの危機を
仕事のモチベーションにするのも悪くないです。
「火事場の馬鹿力」みたいなもので、
切迫した状況に置かれると
自分の想像を超える力が発揮されます。