弁理士独立開業マニュアル(5)「開業後の新規顧客の開拓方法」

上記記事の続きです。

独立開業してみたけれど、

「殆ど仕事の依頼がないまま
 店じまい」

という特許事務所も少なくありません。

立派なHPを作って、
事務所でじっと待っていても

仕事の依頼がくるような時代ではありませんので、

「外部の方々と接する機会を
 如何に作るか」

が、ポイントかと思います。

オーソドックスな方法としては、

・各種交流会、各種活動への参加、

・発明相談会の相談員、

・大学・企業・公的機関などにおけるセミナー講師、

・専門家派遣

など、でしょうか。

もちろん、
これらに参加・関与したからといって

仕事が舞い込むわけではありませんので、

私は、このような場を利用して

「弁理士としての専門性を発揮すること」

が重要と考えています。

経験上、

自分の専門性がフルに発揮できて、
人間性も気に入ってもらえれば、

お仕事の依頼は
自然と増えていくと感じています。

それと、顧客開拓の方向性として、

・大口顧客を狙っていくか、

・中小企業や個人発明家の単発依頼を狙っていくか、

があるかと思います。

特許事務所(弁理士) 分析調査報告書2020(令和1年公開版)

弁理士複数人の体制を目指すのであれば、

「大口顧客+定期的な単発依頼」

が理想ですが、

一人事務所でよければ、

「定期的な単発依頼」

で十分かと思います。

「定期的な」が難しいのですが・・・

良い方法がありましたらご教授ください(^^;

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