特許事務所の危機管理の甘さが
指摘されることがありますが、
ネット上で閲覧可能になっている、
公開前の特許出願書類が多数存在するそうです。
世の中には、ルータを、
購入時のまま(パスワードが初期設定のまま)
で利用している家庭がたくさんありますので、
同じ状況の特許事務所があっても
おかしくありませんね。
そのような状況であれば、
オンライン出願を不可能にしたり、
ファイルを閲覧・削除したりする等の攻撃は
簡単にできてしまいます。
そう言えば、
スタッフの給与明細が見放題の
特許事務所があるという話を聞いたことがあります。
ファイルサーバに
給与明細等のデータを保管しているのだと思いますが、
閲覧制限の設定等に疎いのでしょうね。
ちなみに、当所は複数のオフィスがあるのですが、
セキュリティーの関係で、
インターネット(WAN)に常時接続しているのは
ヘッドオフィスだけで、
他のブランチは、ヘッドオフィスとVPN接続されています。
ということで、
ブランチの直接攻撃は難しい構成になっているのですが、
ヘッドオフィスが狙われる可能性があるため、
高性能のFW等を設置してセキュリティーを確保しています。
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