間もなく、令和2年度弁理士試験の
論文試験(二次試験)の合格発表があるようですね。
一時期、口述試験(三次試験)の合格率が、
極端に低くなっていた時期がありましたが、
ここ数年の合格率は、
94%くらいのようですので、
論文試験を乗り切れば、
最終合格にぐっと近づきますね。
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コロナ禍で
試験の日程変更や感染対策等々の
イレギュラーなことがあり、
今回の試験は
本当に大変だったと思います。
そんな状況が影響したかどうか
分かりませんが、
令和2年度の弁理士試験の志願者数は
前年に続いて減少しました。
短答試験(一次試験)の
免除者がいますので、
志願者数の減少と、
論文試験(二次試験)の合格者数との間に
相関関係は、ほぼありませんが、
昨年並みの270名前後かなと
予想しています。
うち、94%が
口述試験(三次試験)に合格するとして、
最終合格者は
250名前後でしょうか。
約10年前の
ピーク時に比べて
1/3くらいの
合格者数になりそうです。
2020年11月31日現在の
弁理士の登録者数は、
11,610名。
合格者数の増加に伴って、
弁理士の新規登録者数
> 弁理士の登録抹消者数
という関係がしばらく続いていますが、
この関係が逆転して、
弁理士の登録者が減少し始める時期が
近付いているのではないか、
と危惧しています。