今月号のパテント誌の特集は、
「弁理士知財キャラバン」でした。
弁理士キャラバンの主目的は、
「中小企業に対する知財経営の普及活動」
と、
「知財コンサルのスキルを持った弁理士の育成」
ですが、
これって、
平成16年~18年に実施された、
「地域中小企業知的財産戦略支援事業」
とほぼ同じです。
主催が、特許庁か、日本弁理士会かの違いだけです。
10年前は、
私も知財コンサルタントとして関与させて頂きました。
パテント誌には、知財キャラバンの成果が
書いてあるのですが、
こちらも、10年前に私たちが中小企業に行った
ヒアリング結果とほぼ同じでした。
何が言いたいかというと、
このような事業は、成果を上げにくい
ということです。
実体験と自省を含めて、そう感じました。
支援期間中は、監視の目がありますので、
知財活動はそれなりに遂行されるのですが、
その知財活動を支援期間後に定着させることが
一番難しいです。
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