日本弁理士協同組合
の資料によれば、
特許事務所で起きる事故の55%が
「期限管理に関する事故」だそうです。
例えば、
特許料納付期限までに
特許料を納付することを忘れ、
特許権が
消滅してしまったケース、
他の出願と勘違いして
出願審査請求の手続きを忘れ、
特許出願が
取下げになってしまったケース、
などが紹介されています。
特許権が消滅してしまったケースでは、
権利者などから
1億円の損害金を請求されたそうです。
事故の発生原因ですが、
半分以上が「うっかりミス」とのことで、
人的ミス(ヒューマンエラー)が
原因となっています。
人的ミスは必ず起きるもの
という前提で、
ニ重、三重のチェック体制を
整える必要がありそうです。
弊所では、
特許事務所向けの
期限管理ソフトに加えて、
スケジューラでも
期限管理を行っています。
また、期限管理ソフトや
スケジューラへの入力ミスを防ぐために、
定期的に人間の目視によるチェックも
全件行っています。
「特許事務所で起きる事故のうちで55%を占める事故とは」への6件のフィードバック
コメントは停止中です。