上記記事の続きです。
私は
「石橋を叩いて渡るタイプ
(”小心者”ともいう)」ですので、
「顧客あり」の状態で独立開業しましたが、
「顧客なし、コネなし」の状態、
若しくは、それに近い状態で
独立開業する弁理士先生も多いようですね。
私の知り合いにも、たくさんいます。
でも、
潤沢な準備資金がある方を除き、
生活を維持するために、
当面の収入を確保しなければなりません。
独立開業当初の収入源として良くあるのは、
特許事務所の「二次下請け業務」です。
つまり、
特許事務所が請け負った案件の
下請けをすることです。
イレギュラーなもの?として、
弁理士資格の受験機関の講師
という収入源もあるようですけど。
「二次下請け業務」のタイプとしては、
・勤務していた事務所から仕事をもらう場合、
・知り合いの弁理士先生から仕事をもらう場合、
などがあります。
私も、知り合いの弁理士先生が
独立開業することを聞いて、
特許明細書作成を
手伝っていただいた経験があるのですが、
その先生は、
あっという間に業績を伸ばしていったので、
直ぐに仕事を依頼する必要が無くなりました。
私としては、相談を受けたので、
スタートアップ期間だけ
サポートするつもりだったのですが、
その先生は、ロケットスタートしました(^^
独立開業したからには、
自分のお客様を獲得することが一番だとは思います。
でも、
実力が無いと
「二次下請け業務」すら需要が無いわけで、
需要があるのは良いことと思います。
あとは、
特許調査、翻訳、図面作成等を
請け負う先生もいらっしゃいますね。