上記記事の続きです。
経産省の資料※によれば、
「アウトソーシング」は、
「自社の資源の外部化」
または
「外部資源の活用」
と定義されています。
※アウトソーシング産業事業規模基本調査
特許事務所も、
専門サービス
(知的財産の専門知識を有するサービス)
を提供する業種として、
「アウトソーシングサービス
を提供する業種」
の一つに含まれています。
ただ、本記事は、
弁理士独立開業のための情報提供を
目的としているため、
ここでは、
「特許事務所からのアウトソーシング」
について書いてみます。
・特許や商標の調査や鑑定、翻訳、
・特許や意匠の図面作成、
・期限管理システム、事務スタッフの派遣、
・ホームページの作成、宣伝広告、
・法律関係(弁護士)、
・確定申告等の税務(税理士)、
・給与計算などの労務(社労士)、…
思い浮かんだサービスだけでも、
これだけあります。
何をアウトソースするかは、
・事務所の業務内容
・業務量、
・従業員数、経営者の考え方
等々によって、
違ってくるものと思います。
ただ、
「業務の一部を専門業者に
アウトソースすることで、
本業に経営資源を集中する」
という意識を持っておくことは
大切かと思います。
ちなみに、私の場合は、
上記のアウトソーシングサービスのほぼ全てを
利用させて頂いています。
それでも、
経営者として、
アウトソーシングできない業務は
たくさん抱えていますが、
「弁理士にしかできない業務」
になるべく専念できる環境を、
早めに作り上げていくのが好ましいと思います。