「特許業界」カテゴリーアーカイブ

弁理士は資格の取得が先なのか実務の習得が先なのか?

※本記事は、2011年5月25日にアメブロで
公開した記事を編集したものです。

弁理士資格の取得が先か?実務経験が先か?

【送料無料】 通勤時間で攻める!弁理士スタートアップテキスト / 伊藤隆治 【本】

いろいろ考え方はありますが、
私は「実務経験が先」の方が良いのではないかと思います。

自分の時間を犠牲にして難関資格を取得しても、
結局、実務をやってみたら、向いていなかった、

もしくは、できなかった、という話を良く聞きますし、
私の身近にもそういう方がいました。

これではせっかくの資格がもったいないですね。

それと、一昔前は弁理士資格があれば
それだけで就職できた時代もありましたが、

今では資格取得者の数が増えてきたこともあり、
未経験者の就職はかなり難しくなっている
という状況もあります。

弁理士資格が就職や転職に有利になる時代は
終わろうとしています。

公認会計士は多くの合格者が
就職できずに困っているらしいですが、

弁理士も近い将来そうなるかもしれません。

弊所のような小さな特許事務所では、やはり、
資格を持っている未経験者よりも、
資格を持っていない経験者を優遇します。

指導をしている余力がないですし。。。

それと、実務経験が無い場合、
先輩から実務指導を受ける場合がほとんどだと思いますが、

資格を取得していると、
指導する側からはそれなりの目で見られますし、
少しハードルが高くなってしまう気がします。

資格取り方選び方全ガイド 2022/高橋書店編集部【合計3000円以上で送料無料】

私は、まったくの未経験で特許業界に入り、
実務経験を2~3年ほど積んでから
資格を取得しましたが、

今振り返って考えてみると、
キャリアの積み方としては、
一番恵まれていたのかな~と思います。

未経験で雇って頂いた特許事務所と、
ご指導頂いた弁理士先生に感謝するばかりです。


という記事を書いてから、約6年。

今も考えに変化はありませんが、

想像以上に、弁理士試験の若手(20代、30代)の
合格者数が減少しているため、

将来の弁理士不足が心配です。

LINEで送る
Pocket

10年前から4割減

半数が廃止や募集停止に追い込まれている法科大学院。

背景には、
「弁護士や裁判官などの法曹の需要が増えるはず」
という政府の読み違いがあります。

続きを読む 10年前から4割減

LINEで送る
Pocket

特許事務所の職場環境

※本記事は、2011年10月22日にアメブロで
公開した記事を編集したものです。

特許業界以外から特許事務所に入所された方が
真っ先に口を揃えて言うのは、「静かですね~」という感想です。

私は、特許業界に転職する前は
大手電機メーカーでエンジニアをしていたのですが、

カーステレオの制御プログラムのデバッグとかで、
かなり騒がしい環境で仕事をしていました。

一日中、音楽がガンガンかかっていましたね。

それと、いろいろな場所で開発の打合せの話声。

ですので、初めて特許事務所に入所したときは、
「びっくりするくらい静かだな~」と思った記憶があります。

弁理士業務は一人で行う作業が中心で、
チームプレイよりも個人プレーが中心。

所員同士の打合せなどが
ほとんど不要なことが多いのが原因かと思います。

一日中、誰とも会話をしないことがあるくらいです。
#私は勤務時間中は仕事に集中したいタイプなので余計です

他の特許事務所とか、
法律事務所、会計事務所などの職場環境も同じなのでしょうか?

とても興味あります。

ちなみに、当所の川越オフィスは
USENの契約をしており、

1日中、ジャス、クラシック、ロック、J-POP等々の
BGMが流れております。

たまに、お客様との電話が聞きづらいことがありますが、
ご容赦くださいm(__)m

LINEで送る
Pocket

弁理士の典型的なキャリアパスとは? 特許事務所と企業知財部

弁理士の典型的なキャリアパスは

「特許事務所系」

「企業知財部系」

続きを読む 弁理士の典型的なキャリアパスとは? 特許事務所と企業知財部

LINEで送る
Pocket

感情のコントロール

「この○ゲ~~~~」で
地元・埼玉県の政治家がお騒がせしていますが、

どこの世界にもいますよね、
感情のコントロールができない人。

私の仕事関係でも、

続きを読む 感情のコントロール

LINEで送る
Pocket