私が電機メーカーに勤務していたころは、
毎年、労使交渉があり、
年間の一時金(ボーナス)は、
「月給の何か月分」という感じで決まっていました。
基準となる月給は、
同期でも、評価や昇格試験等々で全然違いましたので、
結果として、
ボーナスの支給額にも差がありました。
そういう意味では、
仕事の成果が反映されるシステムにはなっていましたが、
特許事務所ほどシビアではありません。
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特許事務所の場合、
1年間の売上が基準になることが多いかと思います。
「(1年間の売上×還元率-月給×12カ月)÷2」
という感じでしょうか。
例えば、
還元率が50%、月給が50万円の場合
1年間の粗利売上が2000万円であれば、
(2000万円x50%-50×12カ月)÷2
=200万円。
1年間の粗利売上が1200万円であれば、
(1200万円x50%-50×12カ月)÷2
=0(無し)
とってもシンプルで
分かりやすいのですが、
事務所の仕事が少なく売上が伸ばせない、
事務所の還元率が低い、等々
事務所の影響を受けやすい点もあります。
でも、諸条件が揃っている特許事務所で
能力を発揮できれば、
企業では考えられないくらいの
ボーナスが得られるのも確かです。
もっとも、それだけ能力がある人は
独立開業した方が良いとは思いますが。