特許庁の「特許出願等統計速報」によると、
令和2年4月、5月の特許出願件数は、
それぞれ、
前年比11.0%減、9.9%減です。
また、審査請求件数も減少しており、
それぞれ、
前年比16.2%減、11.7%減です。
リーマンショックの際は、
特許出願件数と審査請求件数が10%減でしたので、
コロナ禍による知財活動への影響は、
リーマンショック以上かもしれません。
しかも、第二波の到来で、
コロナの終息の見通しがつかない現状を考えると、
特許業界に及ぼす影響は
大きなものになりそうです。
そう言えば、
先日利用したAI自動翻訳のレベルには
驚かされました。
翻訳の外注が必要ないと思わせるレベル
であることに加えて、無料です。
特許業界的には、
コロナに仕事が奪われて、機械にも仕事を奪われる、
という状況になりつつありますが、
コロナ終息後の
ビジネスチャンスを見据えて、
特許出願等の準備をしている企業があるのも
事実ではあります。
自分も、何か仕込んでおこうかな。
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