アメ○ロで書いた記事(2008年8月~2016年5月)で
人気ランキング第7位になった記事は、
「弁理士は儲かるのか?」でした。転載しておきます。
とあるHPでたまたま拝見したのですが、
弁理士は、実績、評判、専門性の3つの条件が
揃っていれば「儲かる」そうです。
「儲かる」という言葉はあまり好きではないですが、
3つの条件が揃っていれば、サービス業の中でも
トップクラスの対価が頂ける、と私も思います。
「実績」は、
実務経験を積んだ上で結果を残すしかないですね。
1年や2年でできることではないと思います。
「実績」の指標ですが、
特許査定率などはお客様の方針などにも左右されるので
ほとんど判断指標にならないと思っています。
※関連記事「特許査定率」
一方、意見書・補正書などの中間処理の書類を見ると
弁理士先生の実力はよく分かります。
私も、たまに他の弁理士先生の書類を見て
勉強させていただいています。
また、
「評判」は、自分では何ともしがたいですが、
「専門性」は、自己努力で高めることができると思います。
この分野は誰にも負けないという技術分野、
法域、業務などがあれば、とても強いですね。
そういえば、
とあるHPには、こんなことも書いてありました。
「弁理士資格を取得しただけでは、
3つの条件は1つも満たさない」
私も、弁理士資格は、3つの条件を満たすための
前提条件に過ぎないと思います。
ですので、
「弁理士資格取得=儲かる」は間違いです。