上記記事の続きです。
お金の話が続きましたので、
実務の話に戻します。
知財の専門家として、
「どのようなサービスを
中心に提供していくか」
によって大きく違ってきますが、
ここでは、モデルケースとして、
大部分の弁理士が選択するであろう
「特許出願業務」
について書いてみます。
特許出願業務による主な売上を、
時系列で考えてみると、
(1)出願
→ (数ヶ月後~数年後)→
(2)中間処理
→ (数ヶ月後)→
(3)成功報酬
という感じになるかと思います。
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外国出願を含めて考えると、
1件の国内出願に対して
上記の流れが、出願国の数だけ、
同時並行的に走ることになりますが、
結局のところ、
全ての起点は
最初の「(1)出願」になります。
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ということで、
開業当初に注力することは、
「如何にして
出願業務を獲得するか」、
ひいては、
「如何にして
数ヶ月後、数年後の業務を生み出すか」、
これに尽きると思います。
他事務所の外注案件を受任したり、
中途受任をしたりしない限り、
開業当初は
「(2)中間処理」の業務は
皆無なわけで、
開業当初から数年間は、
「(1)出願」の業務だけに集中できる、
最初で最後の絶好のチャンスです。
「弁理士独立開業マニュアル(9)「開業当初の業務」」への6件のフィードバック
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