AIエージェント さいと君(2):なぜqwenなのか?
AIエージェント さいと君(3):翻訳チェックをさせてみた
さいと君のポテンシャルを探るために、
日英翻訳のチェックをさせてみました。
入力ファイルは2種類で、
(1)日英の対訳のエクセル
(日本語原文、英語翻訳文)と、
(2)英英辞書のエクセル。
最初に、(2)の英英辞書を使って、
特定の英語を別の英語に置換します。
一次翻訳に使っているAI機械翻訳が
誤訳したり、好ましくない英語に翻訳したりするので、
翻訳チェック前に、英文を補正します。
英英置換は、
翻訳チェックを行うLLM(qwen)に
学習させても良いのですが、
AIを使うと、どうしても「揺らぎ」が発生して
誤訳が残る可能性が完全に排除できません。
そのため、英英置換はAIを使わずに、
プログラムで機械的に置換します。
プログラム⇒LLMの2段階処理がベストです。
次に、英英辞書で修正した対訳の英語翻訳文を
LLMにチェックさせます。
翻訳の基準は、
システムプロンプトで定義できます。
今回は、pythonのプログラムで
下記のシステムプロンプトを設定してみました。
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あなたは特許翻訳のレビュアーです。
新たな翻訳は行わず、以下の観点で指摘のみを出力してください。
1. 技術的意味のずれ
2. 用語の不統一
3. 特許文書として不自然な英語表現
4. 修正が必要な場合のみ、簡潔な修正案
問題がなければ「特に問題ありません」とだけ出力してください。
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基準が厳しすぎると、
チェックの確認でかえって手間が増えますし、
基準が甘すぎると、
誤訳を見逃す可能性があります。
翻訳チェックの結果は、こんな感じで出力されます。

初めての翻訳チェックとしては、まずまずだと思います。
今後、翻訳チェックを繰り返しながら、
さいと君の能力を高めていこうと思います。
(続く)

