弁理士独立開業マニュアル(12)「士業の節税方法その1」

上記記事の続きです。

個人事業主の節税対策として
真っ先に検討したいのが、

中小機構の

「小規模企業共済」と
「経営セーフティ共済」

の2つです。

前者の掛け金の限度額は、
7万円/月、

後者の掛け金の限度額は、
20万円/月。

前者の掛け金は、
所得控除の対象になり、

後者の掛け金は、
全額、必要経費に算入可能です。

まずは、前者に加入し、
売り上げに合わせて掛け金を上げていき、

前者が限度額に達したら、
後者にも加入し、

売り上げに合わせて掛け金を上げていく、
のが王道でしょうか。

後者の最大のメリットは、
「前納制度」だと思います。

掛け金を前納することで、

最大で、
20万円×12か月=240万円

の必要経費が算入できます。

年度途中で
納税額が増えることが予想される場合、

前納制度を使って
必要経費を調整すれば、

納税額を抑えることができます。

ただ、

「掛け金総額は800万円まで」

という縛りがありますけど(ノ_・。)

詳しくは、
中小機構の共済制度をご覧くださいませ。

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