「弁理士業務」カテゴリーアーカイブ

緊急出願

多くの特許事務所では仕事が定常的に発生するので、
お客様から出願のご依頼を受けても
すぐには着手できない場合がほとんです。

出願のご依頼を受けてから特許明細書の素案が完成するまでの
平均的な納期は、おおよそ2週間~3週間だと思います。

弊所も状況は同じで、原則として、
ご依頼を受けた順番で作成を進めていくのですが、
たまに納期が数日の緊急出願のご依頼があります。

2日後に学会で発表するので、その前に出願したいとか、
1週間後に製品の販売を開始したいので、その前に出願したい、
といったケースです。

こういう場合は、他の案件よりも優先して
作業を進めるしかありません。

実は2日前に緊急出願のご依頼があったのですが、
今回の納期は1.5日でした。

技術的に難易度が高い案件だったので少し苦労しましたが、
なんとか期限には間に合いました。

緊急出願の場合、発表や販売のデッドラインが決まっているので、
いつも「間に合わなかったらどうしよう・・・」と
少しドキドキしながら作業を進めています。

でも、気持ちだけ焦ってもいい成果が出せないので、
そういうドキドキ感も極力楽しみながら
仕事を進めるようにしています。

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資格平均年収ランキング

Ya○oo!によれば、
稼げる資格の平均年収ランキングは、

第一位 弁護士 851万円
第二位 税理士 831万円
第三位 弁理士 800万円
第四位 不動産鑑定士 527万円
第五位 司法書士 500万円

だそうです。

司法書士さんの平均年収は
もっと高いようなイメージがありますが?

弁理士の平均年収は800万円とのことですが、

勤務形態(特許事務所経営or勤務or会社の知財部)、
特許事務所の規模(1人事務所or数百人の事務所)、
業務経験年数、売上成績などで、かなり違いますよね。

私が知っている範囲では、
300万円~6000万円ぐらいの幅があります。

ただ、はっきり言えることは、
資格をうまく活かせる人は成果をあげることができますが、

そうでない人は、たとえ資格があっても成果をあげるのは
難しいということです。

当り前のことなんですけど、
資格に対して過度な期待キラキラを抱いている人も多いので。

老婆心ながらお爺さん

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