論文と特許文献

ノーベル化学賞を受賞された吉野さん曰く、
「特許文献」は非常に読みにくく、それが、

産業界からノーベル賞が生まれにくい要因の一つ
になっている、とのこと。

大学と産業界で同じ研究をした場合であっても、
研究の成果の発表方法が異なっており、

大学は「論文」、産業界は「特許出願」として
成果を発表するのが一般的だそうです。

第三者にとっては、
特許文献よりも論文の方が読みやすく、
研究の成果をアピールしやすい面があるようです。

日々、特許文献を作成している
弁理士の一人としては、

勉強になりましたし、
理解しやすい文章を書くよう、更なる努力が必要。
と感じた次第です。

もちろん、論文と特許では、
最終的な目標が異なるので、
成果の表現方法に違いが出るのは仕方ない部分もあります。

が、それを差し引いても、
読みやすさの点から、改善できる点は多々あるのかな、
と思います。

※あなたにおススメする関連記事

使い方が分かりません

久々の

人気記事ランキング第2位

ノーベル化学賞「田中耕一さん」の研究 [ フレア情報研究会 ]

価格:1,320円
(2019/10/30 08:31時点)
感想(0件)

研究はみずみずしく ノーベル化学賞の言葉 [ 野依良治 ]

価格:2,420円
(2019/10/30 08:31時点)
感想(0件)

夢を持ち続けよう! ノーベル賞根岸英一のメッセージ [ 根岸英一 ]

価格:1,320円
(2019/10/30 08:33時点)
感想(0件)

LINEで送る
Pocket