質が低い審査

今、早期審査を申請した特許出願の
審査結果を見ているのですが、

その内容に、がっかりしています。

ドンピシャな先願が見つかった、

のなら、同じがっかりでも諦めがつきますが、

そうではなく、

発明の本質を、全く理解されていないご様子。

申請から3カ月以上かかっていますので、
平均審査期間からみても、
審査が早かったわけでもありません。

「時間をかけた結果がこれですか?」
といった印象です。

おそらく、補正無しで
意見書で反論することになりそうです。

でも、こういう審査官に限って、
いきなり、拒絶査定を打ちそうなんですよね(^^;

近々、お客様と対応方針について
お打ち合わせをする予定があります。

拒絶査定になると余計な手間とお金がかかりますので、
審査官の顔を立てるための軽微な補正を提案すべきか、

やっぱり、意見書だけで勝負することを提案すべきか、

本筋とは違うところで悩んでいます。

特許庁の目標の一つに、
「審査の質を高める」
ってありませんでしたっけ?

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