恩師の訃報

今日、勤務弁理士時代に大変お世話になった、
恩師の弁理士先生の訃報が届きました。

悲しい気持ちと、後悔の念でいっぱいです。

実務経験無し、弁理士資格無し、の私を雇って下さり、
お忙しい中、弁理士業務を丁寧に指導して下さいました。

(私が言うのも烏滸がましいですが)
特許明細書の文章力がとても高く、
お客様は勿論のこと、同業者からも一目置かれる先生でした。

私の弁理士試験合格を、とても喜んで下さいました。




特定侵害訴訟代理試験は、
一緒に勉強して一緒に受験して一緒に合格しました。

私が新規のお客様(遊技機分野)から
お仕事を頂くようになったとき、

一緒に、事務所近くのパチンコ店に
行って下さいました。

同じ埼玉県民であることから、
事務所の共同経営の話をしたこともありました。

10年前に事務所を退職して独立開業したときも
あたたかく送り出して下さいました。

いろいろあって、独立開業後は、
年賀状だけのお付き合いになってしまいましたが、

「いつかはお会いできる」と思っていました。

今年は悲しい別れが続きます。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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