弁理士は本当に儲かるのか?

とあるHPでたまたま拝見したのですが、

弁理士は、
実績、評判、専門性の3つの条件が揃っていれば
「儲かる」そうです。

「儲かる」という言葉は
あまり好きではないですが、

上記3つの条件が揃っていれば、

「サービス業の中でも
 トップクラスの対価は頂ける」

と、私も思います。

「実績」は、
実務経験を積んだ上で
結果を残すしかないですね。

1年や2年でできることではないと思います。

実績の指標ですが、

特許査定率などは
お客様の方針などにも左右されるので

ほとんど判断指標にならないと思っています。

一方、
意見書・補正書などの
中間処理の書類を見ると

弁理士先生の実力はよく分かります。

私も、たまに他の先生の書類を見て
勉強させていただいています。

それと、
「評判」は自分では

何ともしがたいですが、

「専門性」は
自己努力で高めることができると思います。

この分野は誰にも負けない
という技術分野、法域、業務など
があれば、とっても強いですね。

そういえば、

とあるHPには、
こんなことも書いてありました。

「弁理士資格を取得しただけでは、
 3つの条件は1つも満たさない」

私も、弁理士資格は、
3つの条件を満たすための
前提条件に過ぎないと思います。

ですので、
「弁理士資格取得=儲かる」
は間違いです。


という記事を書いてから、約5年。

これは、今も変わりありませんね。

「資格を取得してから」が、
本当の勝負だと思います。

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