緊急出願

多くの特許事務所では仕事が定常的に発生するので、
お客様から出願のご依頼を受けても
すぐには着手できない場合がほとんです。

出願のご依頼を受けてから特許明細書の素案が完成するまでの
平均的な納期は、おおよそ2週間~3週間だと思います。

弊所も状況は同じで、原則として、
ご依頼を受けた順番で作成を進めていくのですが、
たまに納期が数日の緊急出願のご依頼があります。

2日後に学会で発表するので、その前に出願したいとか、
1週間後に製品の販売を開始したいので、その前に出願したい、
といったケースです。

こういう場合は、他の案件よりも優先して
作業を進めるしかありません。

実は2日前に緊急出願のご依頼があったのですが、
今回の納期は1.5日でした。

技術的に難易度が高い案件だったので少し苦労しましたが、
なんとか期限には間に合いました。

緊急出願の場合、発表や販売のデッドラインが決まっているので、
いつも「間に合わなかったらどうしよう・・・」と
少しドキドキしながら作業を進めています。

でも、気持ちだけ焦ってもいい成果が出せないので、
そういうドキドキ感も極力楽しみながら
仕事を進めるようにしています。

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今年一番うれしかったこと

今年(2009年)一番うれしかったこと。それは、

「家内が医療保険に加入できたこと」

です。

家内は持病があるので普通の医療保険には加入できないのですが、
特別な医療保険でも「過去2年間入院歴がないこと」が加入条件になっています。

この条件がクリアできず、ここ1年ほど無加入状態になっていたのですが、
私に万が一のことがあったら家内が苦しむことになってしまうので、
何とかしたいと思っていました。

もう2年以上前になりますが、
家内は、持病で1ヶ月入院して1ヶ月退院するという状態を
半年ほど繰り返していました。

一方の私は、
仕事が終わった後に1時間以上かけて病院に行き、
1時間ほど家内の様子をみて、1時間以上かけて自宅に帰り、
炊事・洗濯・食事などを済ませ、夜中に寝る。
といった生活を繰り返していました。

家族も大変でしたが、
それ以上に本人が一番つらい時期だったと思います。

このような状態が続くのは家内によくないので、
いろいろ調べて、家内の持病に詳しい医者を見つけ出し
セカンドオピニオンを求めました。

その結果、「すぐに手術が必要です」と言われ、
腸の一部を摘出する大手術を受けました。

家内が手術室に運ばれているときに流していた涙、今でも忘れません。

家内の母親と姉もきてくれていたのですが、
私は2人に涙をみられるのがはずかしかったのでトイレの中で号泣しました。

いつも申し訳なさそうに「迷惑かけてごめんね」といって泣いている姿、
「なんでこんな病気になっちゃったんだろう。やだな。」といって泣いている姿、
などを思い出し、涙が止まりませんでした。

でも、そんな時に限って仕事が忙しく、
家内が手術を受けている間、
病院の待合室で半泣き状態で仕事をしていました。 

会社・事務所はちょうど立ち上げの時期だったので、
経営者の一人として必死でした。社員もいましたし。

でも、家内が大変な手術を受けているのに、自分は冷酷に仕事をしている・・・

しばらく自己嫌悪に陥りました。なんて冷たい人間なんだろうと。

これは、今でも後悔しています。

早めに帰宅したり、会社を休むこともあったので
会社の役員の辞任も考えました。

この頃、ちょうど事務所の分裂問題が発生し、
他の二人の経営者の間に立って、お互いの考えを個々に聞いていました。

でも、本当は、人の悩みを聞けるほど余裕のある精神状態ではありませんでした。

プライベートな事を会社に持ち込むと社員にも悪影響を与えてしまうと思ったので、
会社では何事も無いように振舞いました。今もそうですが。

いろいろありましたが、手術の後は一度も入院することなく2年が過ぎ、
3年を迎えようとしています。やっと、仕事に集中でき、
勉強や遊びの時間が確保できるようになりました。

治る病気ではないので、今後も不安だらけですが、
家内を医療保険に加入させることができたことで
夫として最低限の仕事を終えた感じがしています。

こんなことしかできない自分が情けないですが・・・
元気でいられるときに、いろいろ楽しませてあげるのが
私の使命のようです。

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経営5年目

2005年の9月に現在の会社/事務所に
共同経営者として参画してから、ちょうど4年が経ち、
5年目を迎えました。

私にとっては、毎年9月が1年間の区切りの月で、
過去1年間の反省をするとともに、
会社に残るかどうかを見直す時期になっています。

ここ1年は、反省点もたくさんありますが、
「やっと会社/事務所らしくなってきたかな~」
という印象が強いです。

社員を増やしたこともあり、業務グループが複数できて、
やっと組織らしく動けるようになりました。

あとは、
経営者以外にリーダーシップを発揮してくれる人が
現れると会社も成長すると思いますし、
経営者も楽になると思います。

この点は、今年の社員研修を担当していただいた
講師の先生からも指摘されました。

会社の今後の課題ですね。

あと、毎年この時期に悩むこと、

それは、

自分の思い描くキャリアプランと、
会社の方向性や会社でのポディションが
一致しているかどうかです。

共同経営だと、完全一致は難しいのですが、
それをどこまで許容できるかですね。

許容できている間は
会社に残っていると思いますし、

許容できる範囲を超えたときが
潮時かと思います。

来年いなくなったりして。

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資格平均年収ランキング

Ya○oo!によれば、
稼げる資格の平均年収ランキングは、

第一位 弁護士 851万円
第二位 税理士 831万円
第三位 弁理士 800万円
第四位 不動産鑑定士 527万円
第五位 司法書士 500万円

だそうです。

司法書士さんの平均年収は
もっと高いようなイメージがありますが?

弁理士の平均年収は800万円とのことですが、

勤務形態(特許事務所経営or勤務or会社の知財部)、
特許事務所の規模(1人事務所or数百人の事務所)、
業務経験年数、売上成績などで、かなり違いますよね。

私が知っている範囲では、
300万円~6000万円ぐらいの幅があります。

ただ、はっきり言えることは、
資格をうまく活かせる人は成果をあげることができますが、

そうでない人は、たとえ資格があっても成果をあげるのは
難しいということです。

当り前のことなんですけど、
資格に対して過度な期待キラキラを抱いている人も多いので。

老婆心ながらお爺さん

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