弁理士独立開業マニュアル(9)「開業当初の業務」

弁理士独立開業マニュアル(8)「未払金」
の続きです。

お金の話が続きましたので、実務の話に戻します。

知財の専門家として、「どのようなサービスを中心に提供していくか」
によって大きく違ってきますが、

ここでは、モデルケースとして、
大部分の弁理士が選択するであろう「特許出願業務」について書いてみます。

特許出願業務による主な売上を、時系列で考えてみると、
(1)出願 → (数ヶ月後~数年後)
→ (2)中間処理 → (数ヶ月後) → (3)成功報酬
という感じになるかと思います。

外国出願を含めて考えると、1件の国内出願に対して
上記の流れが、出願国の数だけ、同時並行的に走ることになりますが、

結局のところ、全ての起点は最初の「(1)出願」になります。

ということで、開業当初に注力することは、
「如何にして出願業務を獲得するか」、ひいては、
「如何にして数ヶ月後、数年後の業務を生み出すか」、これに尽きると思います。

他事務所の外注案件を受任したり、中途受任をしたりしない限り、
開業当初は「(2)中間処理」の業務は皆無なわけで、

開業当初から数年間は、
「(1)出願」の業務だけに集中できる、最初で最後の絶好のチャンスです。

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